2025/7/3木 『富士吉田方面における地域ぐるみの木質バイオマス活用』について視察研修を行いました。

 2025/7/3木
『富士吉田方面における地域ぐるみでの木質バイオマス活用の取り組み』をテーマに、
視察研修を行いました。

= 視察の目的 =
   ① 木質ペレットボイラー設備の視察研修。

   ② 地域連携の好事例を体感すること。
   ③   環境保全と地域振興を両立させる持続可能なビジネスモデルの構築を探る。

= 視察研修レポート = 

午前9:00 富士山下宮小室浅間神社内に集合しまして、ご祈祷をしていただきました。


続いて、馬力屋様のご協力を得て、地域の歴史文化のお話を伺いながら、馬との触れ合いを体験しました。



続いて、富士吉田市外二ケ村恩賜県有財産保護組合様を訪問し、
木質バイオマスペレット製造工場』を視察致しました。

続いて、同敷地内にある ふじさんのぬく森キポキポ施設を 視察いたしました。
この施設は 2020年にOPENした、木のおもちゃやツリーハウスで遊べる施設です。

そして今回は、このキポキポの床暖房を担っている、
木質バイオマスペレットボイラー設備を視察させていただきました。
もちろん先ほどの工場で製造された木質ペレット燃料を利用しています。


施設関係者のみなさまには、大変丁寧に施設のご説明をしていただき、また、
富士吉田市二ケ村恩賜県有財産保護組合様には準備の段階からのご支援ご協力を 
にありがとうございました。

ふじさんのぬく森キポキポにて、集合写真を撮りました。


その後昼食を 吉田のうどんの老舗 『桜井うどん店』様で 頂きました。


昔ながらの雰囲気も素敵で、とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。😋


午後は、富士五湖消防本部 を訪問させていただきまして、融雪用に設置された、木質バイオマスペレットボイラー設備の視察をいたしました。こちらの施設は、4年前に新設された消防本部で、富士山の噴火など、大きな課題に対応するべく準備が整えられた先端的な設備が完備された施設でありました。

実際の緊急会議が行われる会議室にてオリエンテーション。

屋上のヘリポートで集合写真を撮りました。バックにうっすらと
富士山が姿を現してくれました。

屋上から、4階建ての消防署内の様々な機能に関する説明をしていただきながら、
1階の屋外にある、ペレット燃料のサイロにたどり着きました。


サイロの横にある木質バイオマスペレットボイラー室の様子はこちらです。





最後に、こちらのパネルを掲載します。

このパネルは、消防職員のみなさまでつくられたものだそうです。
このようなところからも、職員の皆様の地域に対する意識の高さがうかがえます。

今回の視察に向けて、富士五湖消防本部の武藤様には、準備の段階から多大なご協力を頂きまして、当日も丁寧にご説明をして頂きましたこと 心から感謝申し上げます。

研修レポートは以上です。

= まとめ =

今回の視察研修では、消防署の使命感と併せて「地域の燃料で常時出動体制を整える」という内容が印象的でした。また、富士吉田市二ケ村恩賜県有財産保護組合様や馬力屋様をはじめ、地域住民の皆様が日常的に地域を意識されている点も、大変学び深いものでした。環境保全と地域振興を両立する持続可能なビジネスモデルを考えるうえで、本研修が少しでも皆様の学びにつながれば幸いです。


最後に今回の視察研修におきましては、YWBC会員の㈱ナックス様、富士吉田市外二ケ村恩賜県有財産保護組合様のご支援とご協力により、実施に至りましたことを 
心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
以上


Previous Post前の投稿 ホーム

閲覧の多い記事