環境省 『木質バイオマスガイドライン』について

 地域の森林資源を適切に利用した、木質バイオマスストーブの普及は、循環型の持続可能な社会への転換にとって とても大切なことです。 

 木質バイオマスストーブの利用が普及しているEUやアメリカでは、その利用に対して、きちんとした環境基準や安全基準が設けられています。 

 しかし、日本においては、それらの基準がありません。 

 たとえば、木質バイオマスストーブの普及に伴い、煙突からの煙が、大気汚染につながってしまったり、火事が増えてしまったら、普及につながりません。 

 現実的に、木質バイオマス利用の普及に向けて、時代が動き出そうとしている今年、環境省からガイドラインが出されました。 薪ストーブ、特にペレットストーブに対しては、日本で初めてのガイドラインです。

 木質バイオマスストーブにかかわるお仕事をしている方、また行政や事業所のご担当者の方々また 一般家庭のみなさまでこれから木質バイオマスストーブを利用してみたいとお考えの方も、
すでに薪ストーブやペレットストーブユーザーのみなさまも ぜひお読みください。

 私たち一人一人の 木質バイオマス利用に対する正しい理解と適切な利用で、木質バイオマス利用をレベルをアップしていきましょう!
 そうして一つ一つ問題をクリアしていくことで、地域資源循環型の持続可能な未来を築いていきましょう!
 
 ☆この秋~冬に、やまなし木質バイオマス協議会では、このガイドラインに基づいて技術者のみなさま向けの研修会を行う予定です。日程が、決まり次第、アップします!ぜひご参加ください。☆


●環境省 木質バイオマス(薪ストーブ・ペレットストーブ)の環境ガイドブック

http://www.env.go.jp/air/info/biomass-stove.pdf#search='環境省%20木質バイオマスガイドライン'

●環境省 木質バイオマスガイドライン
http://www.env.go.jp/air/co-benefits/conf_tech/h23_report.pdf#search='環境省木質バイオマスガイドライン'

*なお、やまなし木質バイオマス協議会の会員のストーブ業者は、このガイドラインに基づき、協議会の基準を設け、適切な設置と利用をみなさまにご提供していきます。*
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